コーヌステレスコープ義歯
2023年4月7日
コーヌステレスコープデンチャーは、義歯の一種で、金属の金具が見えず、見た目が美しいという特徴があります。また、修理ができるため、長期的に使用することができます。この義歯は、失った歯の部位だけではなく、将来的に失われる可能性のある歯や、治療が必要な歯周病なども考慮し、設計されています。正しい製作方法が必要であり、精密かつ難しい技術であるため、専門的な知識と技術が必要です。コーヌステレスコープデンチャーは、適度な維持力を発揮するために、コーヌス角度6度を正確に形成することが重要であるとされています。長期にわたって使用され、正しい方法で作られた場合は、10年から20年以上使用することができます。このように、コーヌステレスコープデンチャーは、海外にお住いの患者様にも安心して使用していただける修理方法があり、義歯の一種として、高齢化社会において重要な役割を果たしています。
コーヌステレスコープデンチャーは、歯のない部位に義歯を装着するための技術の一つです。通常の義歯と異なり、金属の金具が見えず、自然な見た目を実現することができます。また、修理が可能であり、長期にわたって使うことができます。
歯の失った部位だけでなく、将来的にリスクがある部位を考慮し設計されています。神経治療が必要な歯や歯周病が進行している歯を支台歯として使用する場合もありますが、日本ではこれらの歯を使用することによるトラブルも多いため、使用しない場合もあります。
コーヌステレスコープデンチャーは、正しい製作方法が必要であり、難しい技術が必要です。私は30年以上前にドイツでコーヌスクローネを学んだ経験を持つ稲葉繁先生による正しい製作法の指導を受けています。
また、コーヌスクローネ専用の機械で製作されることが望ましいため一部の限られた技工所で製作されることが一般的です。
コーヌステレスコープデンチャーの維持力を確実に発揮させるためには、コーヌス角度6度を正確に形成することが必要です。
コーヌスクローネの生命は内冠にあり、内冠の精度が維持されることが重要です。チェアーサイドとラボサイドが連携し高度で正確な製作を行うことが望ましいです。
コーヌステレスコープデンチャーは、インプラント治療が難しい場合に選択肢として考えられます。
しかし、修理方法が複雑で経験豊富な歯科医師のみが対応出来ます。
長期に使用できますので患者さんでは安心して使用することができます。患者さんに合った種類のテレスコープシステムを提供し、長期的に使用することができるようにサポートすることが重要です。
コーヌステレスコープデンチャーは、失った歯を支える義歯で、日常生活での噛む・話すなどの機能を補うために作られます。
一般的な義歯に比べて、とてもよく噛むことが出来痛みもありません。見た目が自然で金属の金具が見えないため美しさにもこだわった義歯です。
コーヌスクローネという製法を使って作られるため、修理が必要な場合でも慣れた歯科医師であれば簡単に修理することができます。
また、製作方法には非常に高い精度が必要ですが、作り直しの必要性を最小限に抑えられるよう設計されています。
コーヌスクローネの角度を正確に形成することが重要なポイントとされており、内冠という部分にその命が宿っているとも言われています。
また、日本では歯の神経を取ることで支台歯とすることが多いため、歯の割れやすさなどの問題が起こることがありますが、ドイツでは原則として神経のある歯を使用することが推奨されています。
コーヌステレスコープデンチャーは、インプラントなどの治療が難しい場合や、高齢者にも適した義歯として求められる技術です。
また、海外に住んでいる患者さんでも修理が容易であるため、安心して使用することができます。
患者さんに合わせたテレスコープシステムを提供するためには当院にご相談下さい。
スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。