毎月8日を歯ブラシの「ハ(8)」にちなんで「歯ブラシ交換デー」
2022年12月7日
こんにちは 、8月も半ばに入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね
なかなかコロナも落ち着きませんがみなさまいかがお過ごしでしょうか?
こまめに水分補給をして、熱中症に気をつけましょう
マスクも忘れずに!
さて、毎月8日を歯ブラシの「ハ(8)」にちなんで「歯ブラシ交換デー」と制定されているのはご存知でしょうか?
虫歯予防や歯周病予防のために毎日の生活に欠かせない歯磨きは、朝・昼・晩と1日3回磨かれる方もいれば、朝・晩と1日2回の方もいらっしゃると思います。
歯ブラシの交換は、一般的には1か月に1回と言われていますが、1日の磨く回数や力加減によって歯ブラシの傷み具合は変わってきます
1か月経たなくても毛先が開いたら交換してください
毛先が開いた状態の歯ブラシでは、歯と歯茎の境目などに毛先が当たらないので、清掃性が落ちてきちんと清掃ができません。
毛が開いた『ほうき』と一緒ですね!
歯ブラシ部分は毛の弾力と、毛先が当たることによって歯の汚れを落としています。
毛先が広がっていると、毛の弾力が失われて歯に毛先部分が当たっていない状態になり、
しっかり磨いているようでも、磨き残しが出てしまいます
※歯ブラシを変えてすぐに毛先が開いてきてしまう方は、磨き方が強すぎる可能性があるので、そのような方は力加減に注意してみてください
強く磨きすぎると、歯の表面が削られてしまい知覚過敏の原因になってしまいます
また、1か月で交換した方が良い理由のもう1つとして、衛生面です
人の口腔内は細菌だらけなので、たとえ使い終わった後に水洗いをしていても、1か月毎日使えば歯ブラシには細菌がついていて汚い状態です
そして、1ヶ月も使っていると毛の弾力性がなくなるのも事実です。
正しく歯ブラシを使い、お口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病予防をしましょう
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。