佐世保矯正歯科|マウスピース矯正・インビザラインで出っ⻭は治せる︖
2023年3月22日
マウスピース矯正・インビザラインで横顔は変わる︖
皆さん、こんにちは。長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。
突然ですが、横顔のシルエットにお悩みではありませんか?横から見たときに「口元が出ている」ことがコンプレックスになったり、自身の横顔を直接確認できない分、余計に「横顔に自信が持てない」と感じてしまったりする方も少なくありません。歯並びや咬み合わせに乱れがある方は機能面だけではなく、審美面においても強く改善を願っている方が大半ではないでしょうか。
そこで今回は、マウスピース矯正の治療方法である、インビザラインで横顔は変わるのか、詳しくご紹介できればと思います。
基本的には術者の技量と経験があれば、インビザラインであらゆる症例に対応出来ます。
治療期間も一般的にはブラケットより短期間となります。
奥歯の噛み合わせ異常から、八重歯、すきっ歯、出っ歯等々幅広くスマイルライン歯科・矯正歯科なら対応出来ます。
横顔の美しさの指標「Eライン」
矯正治療は上下の歯の咬み合わせといった機能面の改善と、審美面の改善も望まれ、歯並びや、上下の歯、顎の位置で、横顔からみたシルエットは変動していきます。
そこで、横顔のシルエットの基準となるのが、アメリカの歯科矯正医のロバート・リケッツ氏が提唱した「エステティックライン」です。近年では略して「Eライン」と呼ばれ、インターネットなどでも紹介されています。
横顔から見た時の、鼻先から顎先を結ぶラインをEラインと仮定し、Eラインに唇の先が触れるか触れないかの位置にあることが、理想だといわれています。
また、このEラインは欧米人を基準としているので、アジア圏にあたる日本人とは鼻の高さなどが異なり、Eラインに上唇が少し触れ、下唇は2mmほど内側に位置する状態が理想であるとも考えられています。
横顔のシルエットが乱れる不正咬合は?
横顔のシルエットは、歯並びや上下の歯の咬み合わせなどで変化し、以下の不正咬合であった場合、Eラインのシルエットにお悩みでいらっしゃる方も多くいると考えられています。
・上顎前突(出っ歯)
前歯が基準値よりも前に位置している上顎前突の場合、Eラインのシルエットも乱れてしまう傾向があります。歯の生え方であったり、骨格自体が原因となったりします。
・叢生(そうせい)
顎が小さい、歯が大きいなどの理由により、すべての歯が綺麗に並んで生えることができない場合、前歯が歯列弓より一歩前にでるように生えていることも少なくありません。このような不正咬合の場合、Eラインが崩れ、口元が出ているシルエットになる恐れもあります。
・上下顎前突
いわゆる、口ボゴ(くちごぼ)といわれる状態です。上下の顎、または歯が前方に突き出るように位置している場合、横顔から見るEラインを越えて口元が位置することが多い不正咬合です。骨格の問題が隠れていることもあります。
・下顎前突(受け口)
下の歯が上の歯よりも前方で咬み合う下顎前突の場合、下唇や顎が前にでる形になるので、Eラインも乱れがちとなります。歯が生える位置が問題の場合と、骨格が原因である場合があります。
インビザラインによる矯正治療で横顔は変わる?
結論からいいますと、インビザラインでの矯正治療で横顔は変わります。Eラインを整えるためには、抜歯やIPR(ディスキング)を行い、歯を適切な位置に移動させる必要があります。
インビザラインは抜歯を行う治療よりも、どちらかといえばIPRを行う治療が向いています。どうしても抜歯を行って作るスペース分より、IPRを行って作るスペースの方が少なくなってしまうので、スペースの作り方によって仕上がり具合も変動していきます。
また、インビザラインは歯の動きを事前にシミュレーションすることが可能であり、横顔のシルエットもある程度予測しながら治療計画を立てていけます。
自身の理想とする横顔のシルエットと、お口の中の状態とすり合わせながら、歯科医師と一緒にゴールを設定していきましょう。
但しマウスピース矯正は使用しないと良い結果は生まれません。透明で違和感も少なく痛みも出にくいメリットの多い治療方法です。
当院では、インビザラインでの矯正治療を得意としており、これまでも多くの患者さんの歯並び、咬み合わせを治療してまいりました。インビザラインでEラインを整えたい、横顔のシルエットを改善したいとお考えの際には、お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正・インビザラインで出っ⻭は治せる︖
近年話題になっているマウスピース矯正ではありますが、当院では代表的メーカー・インビザラインを推奨しております。
自身での取り外しが可能なマウスピース矯正であるインビザラインは、画期的な矯正装置であるので、どんな歯並びであっても治療できると考えるのが必然的でしょう。
しかし、インビザラインに限らず、マウスピース矯正では治療が難しい歯並びもあり、出っ歯もその対象となるケースもあります。
そこで今回は、マウスピース矯正であるインビザラインで出っ歯は治せるのか、詳しくご紹介していきます。
出っ歯の原因
出っ歯は先天的な原因と、後天的な原因でなってしまうものであります。
先天的な場合は、骨格が原因となり、顔立ちが遺伝するように、骨格は両親などからの遺伝も考えられます。両親が、骨格が原因の出っ歯である場合、子どもも骨格が原因である出っ歯となるリスクをともないます。
一方で、後天的な原因で出っ歯になってしまう場合は、以下のようなことが考えられます。
・指しゃぶり
指しゃぶりは思いのほかに上顎の前歯に力が加わるため、乳歯の頃や、永久歯の生え変わる以降も行ってしまうと、歯性の出っ歯になってしまいます。
・舌を出す
舌を前に出し、上顎前歯を押し出すように癖がある場合、出っ歯になる恐れもあります。癖を行う回数が多ければ多いほど、リスクが高まります。
・口呼吸
通常は鼻呼吸でありますが、慢性鼻炎などが原因で口呼吸になったりすると、口周りの筋肉が衰え、歯並びに影響を与えるものとなり、出っ歯になる恐れもあります。
出っ歯の特徴
出っ歯の正式名称は上顎前突(じょうがくぜんとつ)です。上顎の前歯が下顎よりも前に出るようにかみ合うかたちで位置することが基本であり、下顎前歯から上顎前歯までの幅は2~3mm程度です。
しかし4mm以上、上顎が下顎よりも前に出ていた場合は、上顎前突とみなされます。
また、出っ歯は2つのタイプに分類されます。
出っ歯の原因が歯の生える位置や、角度などによる場合は歯性タイプの出っ歯と分類されます。一方で、上顎の骨格自体が前に位置している場合は、骨格性タイプの出っ歯と分類されます。
出っ歯であっても、この2つのタイプのどちらであるかで、考えられる治療法もかわっていきます。
インビザラインの特徴
インビザラインはマウスピース型カスタムメイド矯正装置です。患者さんの歯並びの状態に合わせて、マウスピースを作製していきます。
歯が動くように設計されたマウスピースを、決められた日数ごとに付け替えていきます。ワイヤー矯正と比べると、1度に歯を動かす距離が少ないため、痛みを感じにくいともいわれています。
インビザラインで出っ歯は治せるの?
結論からいいますと、インビザラインで出っ歯を治せるケースもあれば、インビザラインでは出っ歯を治せないケースもあります。
例えば、歯並びの状態が軽度の乱れであった場合は、インビザラインでも矯正治療が可能でありますが、重度であったり、骨格性の出っ歯であったりした場合は、インビザラインだけでは出っ歯を治すことはできません。
考えられる治療法としては、インビザラインに加え、ワイヤー矯正を行ったり、外科手術が検討されたりします。
インビザラインで出っ歯が治るか、治らないかの判断は、歯科医師に診断してもらわなければ、一概に「インビザラインで出っ歯が治せる」とは、いえません。
そのため、出っ歯でお悩みの際には、まずはカウンセリングを受けましょう。
当院でも、インビザラインのお取り扱いがございます。患者さんのご希望などを汲み取りながら、考えられる治療法をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
月に一度通院困難な場合はZOOM等のリモートでチェックも可能ですので御相談下さい。
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。