佐世保矯正歯科|インビザラインの痛みのピークはいつ︖
2023年4月6日
インビザラインの痛みのピークはいつ︖
皆さん、こんにちは。長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。
歯科矯正を検討される患者さんより、インビザラインによる矯正中は痛みがるのか、ある場合はどのタイミングで痛みが生じるのか、ご相談いただくことがあります。
むし歯治療などの歯科治療は痛みをともなうイメージが強いですが、矯正中は痛みがでるのか、気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、インビザラインの痛みはあるのか、痛みのピークはいつなのか、詳しくご紹介していきます。
インビザラインは痛みが少ないの?
代表的な矯正装置として知られるワイヤー矯正は、ワイヤーを引っ張る力を利用して、歯を動かしていきます。ワイヤーをねじで絞めていくため、非常に痛みを感じやすいといわれています。
一方、インビザラインは歯に少しずつ圧力をかけて、適切な位置へと歯を動かしていきます。歯を数ミリ単位で動かせるように設計されたマウスピースを複数枚、付け替えていきます。
痛みの感じ方は人それぞれ異なりますが、徐々に力を加えていくので、ワイヤー矯正よりもインビザラインの方がはるかに痛みを感じにくいとされています。
インビザラインで痛みが生じるタイミング
インビザラインでの矯正中、痛みが生じるタイミングがいくつか存在します。矯正治療を開始する前には、把握しておきましょう。痛みと言うよりは違和感の程度が多いです。
ワイヤー矯正のように涙が出るような痛みとは違います。
・初めてインビザラインを装着した時の痛み
初めてインビザラインを装着した際、ジンジンする痛みや、キツイと感じるような痛みが生じ、特に矯正を始めた頃は違和感を感じやすいといわれています。
・インビザラインを交換して初めて装着した時の痛み
インビザラインは数週間ごとに新しいマウスピースを付け替えて、歯を動かしていきます。新しいマウスピースは、歯が動くように形成されているので、装着の着け心地は良いとはいいきれないでしょう。
・アタッチメントが原因の痛み
インビザラインで矯正する際には、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる小さな突起物を固定する場合もあります。歯科用プラスチックでできていますが、粘膜などが触れると僅かな痛みをともなうケースもあります。
また、アタッチメントが支障となり、インビザラインの着脱がしにくくなり、着脱に時間がかかったり違和感を感じたりします。
・食べ物を噛むときの痛み
矯正中はインビザラインを外して食事を行う必要がありますが、矯正中は歯が動いている過程であるので、歯を支える歯肉や組織、骨の状態がデリケートになっているので、上下の歯が噛みあう力や刺激で軽い痛みを生じるケースも稀にあります。
インビザラインの痛みのピークは?
個人差はありますが、インビザラインの痛みと言うか違和感のピークは、初めてインビザラインを装着した時や、新しいインビザラインに付け替えてから、1~3日ほどの間が痛みのピークとなる可能性が高いでしょう。
痛みが我慢できないほど強い場合は、痛み止めなどを処方してもらったり、市販の鎮痛剤などを服用したりする事は通常ありません。
ここで注意していただきたいのは、痛みがあるからといって、インビザラインを外してしまうことです。1日20~22時間ほど装着できないと、計画通りに歯を動かすことが難しくなる恐れもあるので、装着時間を意識しましょう。
当院のマウスピース矯正・インビザラインについて
痛みの感じ方は人それぞれ異なります。
数年間に渡る矯正生活の中で、痛みが生じるのか、どのくらいの痛みが生じるものであるか、不安になってしまうのも無理はありません。
痛みは継続するものではなく、多くの痛みは約1~3日で徐々に気にならない程度まで、収まっていくでしょう。
万が一、我慢できないほど痛みがでてしまっても慌てずに、痛み止めなどを服用したりして、対処していきましょう。
ワイヤー矯正は痛みが強く最近は拒否する方が増えました、矯正医の中でもマウスピース矯正に否定的だった先生が次々とマウスピース矯正に切り替えてます。
ただしマウスピースはただの治療装置です。誰がどのように計画するかで大きく違います。
また、昔の治療計画では歯を抜いて矯正しましょう!が多いです。セカンドオピニオンを十分検討ください。
長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。