治らない根管治療
2022年12月7日
治らない根管治療
- 虫歯を取り残している
虫歯は細菌感染なので検知液も使用して徹底的に除去する必要がある
- ラバーダムを使用しない
根管治療は根管内から細菌感染を取り除く治療です。ラバーダムをしようしないということは唾液中の細菌を根管内に送り込んでいることと同じです。
- 仮詰めが不十分
処置中に根管内をきれいにしたとしても、次の治療までに根管内が汚染されてしまっては意味がありません。根管を塞ぐための仮詰めを適切にしなければ間から細菌が侵入してしまいます。細菌の侵入を防ぐには厚み4mm以上で適切な材料使う必要があります。ストッピングと呼ばれる熱で溶かすゴムの仮詰めは封鎖能力が非常に低いということが研究でわかっています。
- 仮詰めをしない
骨の中にたまっている膿を出す目的ですが、口の中の細菌が根管内に入り放題の状態を作るというのは、より状況を悪化させているだけということです。
- 隔壁を設置しない
ラバーダムや適切な厚みの仮詰めをするためにも隔壁を設置して細菌感染から歯を守らなければなりません。
- 治療中にうがいをさせる
仮詰めをしない状態で治療中にうがいをすると、当然、根管内に細菌感染が起こります。
- 治療器具が滅菌されていない
治療器具が汚染された状態では細菌感染を起こしてしまいます。
- パーフォレーションを起こしている
骨の方まで貫通させて穴を開けてしまう状態で、感染すると難治化します。
- 根管を見落としている
根管を見落とし、未処置の状態で残ると細菌感染が残ってしまいます。
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。